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母さんが一月末に骨折した

救急から電話でびっくりした

それから一週間に一度くらい買い出しに行っている

母さんはすっかり老け、ボケ始めている

同じことを言う、記憶違いをしている、覚えていない

なかなかにショックだ

悲しい

親の、もう終わっていく姿はしんどいな

みんな経験するんだろうけど、みんな見なくていいなら見ないふりして気づかないふりしてくんだろうな

目の当たりというのはつらいから

一人っ子だから逃げようもなく、逃げる気もないけどつらい

母さんが死んで、飼ってる猫も死んでしまったら、本当のひとりになる

今もう母さんがぼけていて、この悲しさを話せる人もいない

あぁもう母さんには悩みを言って泣いたりはできないんだなとしみじみ思う

もうないんだな

ふたりがいったら死のう

意味がない

終わりはみんなにきてくれるけど、ちょっと一人じゃ待てそうにないな